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メイド・イン・ジャパン再興を担う若者

ファクトリエ
Factelier(ファクトリエ) | 世界に誇る『Made in Japan』ファクトリーブランド

大学を卒業して約15年間、サラリーマンしてました。もう20年から30年前になります。アパレルの仕事をしてました。スポーツウエアと下着の企画・生産・品質管理に携わってました。

当時、すでに縫製業の生産基地は、国内から海外(当時はほとんど中国)へシフトしていました。国内の縫製工場へ発注していた商品が海外で生産することになり、それに合わせて下請けが廃業するといったシーンに立ち会うこともありました。

 

そのような背景もあり、この番組を楽しみにしてました。今日、録画を見る時間が取れました。

今こそ、ニッポンで作る! – 日経スペシャル ガイアの夜明け : テレビ東京

 

いや〜、感動しました!

番組の内容は、メイド・イン・ジャパンを求める消費者が増えてきた流れを受けて、スーパーや百貨店が国内の工場への発注を増やし始めたという環境の変化。OEM生産が主だった国内地場産業の新たな取り組み。

その中でも感動したのは、国内工場で生産された商品を直販する「ファクトリエ」

Factelier(ファクトリエ) | 世界に誇る『Made in Japan』ファクトリーブランド

 

創業2年にして、伊勢丹で海外の有名ブランドと同じフロアーに出店するチャンスを得るまでに。

社長は32才という若さ。

スゴいというか、末恐ろしいというか。とにかく、最近の若者はすばらしい。

 

伊勢丹への出店やテレビで特集されるまでになったのは、生き残りをかけた地場産業とファクトリエのコンセプトが一致したから、という表面的な理由じゃないです。

きっと、ミッションだと思うんです。

なぜこのビジネスをやっているのか。このビジネスを通して社会に何を提供したいのか。それが本物で、それが伝わるからこそ、年配の経営者が息子のような年の若者について行くのだと思います。

 

知人のトップセールスマンに、「なぜ紹介が起きるのか?」と聞くと、

「この仕事をやってる『使命感』が伝わったときやね」と返ってきました。

 

師と慕う居酒屋の経営者は、

「うちは食事や酒を売ってるのじゃない、食事や酒を通じて明日への活力を提供してるんや」

「その意識が従業員に浸透すると、注文を受けたときの返事一つやお客様の見送り方の質が変わってくる」

とおっしゃいます。

 

ファクトリエのホームページには、このようなミッションと夢が記されています。

  • 世界から評価される“メイドインジャパン”を守る
  • 日本の工場(ファクトリー)から、世界一流ブランドを作る

 

私がアパレルに携わっているとき、そんなことを言う人に会ったことがありませんでした。私も海外シフトは時代の流れとしか思ってませんでした。

それだけに、あの理念に惚れました。最後に人を動かすのは、論理ではなく想いですね。つくづく思いました。

 

メイド・イン・ジャパンを意識することにします。

カテゴリー:日々雑感(ブログ)

投稿日:2014.09.11
更新日:2014.09.11

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