夫婦(カップル)カウンセリング
夫婦・カップルで問題が起きた場合、話し合いはいつも同じパターン、同じ結末で堂々巡りとなることがしばしばです。現象ではなく本質を見抜き、建設的な話し合いができるように支援します。
やり直しと別れ、どちらの先に幸せな人生があるかは、その人によって異なります。他の誰でもなくあなた自身が、より幸せな人生を送るために何が最善かを一緒に考え、実行するサポートを行います。
「現象」と「本質」
- 夫(妻)に別居や離婚を切り出された。
- 会話がなくなった。
- セックスレスになった。
これらは問題の「本質」ではなく、問題によって引き起こされた「現象」です。「現象」ではなく「本質」に目を向けなければなりません。
何も夫婦問題に限ったことではありません。
たとえば、駅前のスーパーの店長が、売上の減少に悩んでいるとします。売上の減少は「現象」です。売上の減少をもたらした原因が「本質」です。
原因は、ライバル店が安売りを仕掛けてきたのかもしれません。自社の商品が飽きられてきたのかもしれません。「本質」をつかまなければ、適切な対処は望めません。
夫婦問題の「本質」のほとんどは、「コミュニケーション不足」と「女性の特質・男性の特質を理解しないこと」にあります。
コミュニケーションとは
「コミュニケーション」と「カンバセーション」の違いは?
この質問に明確に答えられない方は、ご自身のコミュニケーションを振り返るいい機会かもしれません。
辞書には以下のように記されています。
カンバセーション(conversation)の意味
- 会話、話し合い、対談、雑談、座談、交際、社交
コミュニケーション(communicaiton)の意味
- 〔情報の〕やりとり、連絡、伝達
- 〔伝達される〕情報、メッセージ、手紙
- 〔お互いの〕共感、感情的つながり、ラポール
コミュニケーションが取れてる状態とは、
- お互いの心の中に描いた絵が一致している
- お互いの気持ちに共感している
ことです。
ただ、会話を交わすのは「カンバセーション」。理解や共感がありません。
恋愛時代は、相手を理解しようと努め、自分を理解してもらおうと努めていたはずです。相手の心遣いに対して、感謝の気持ちを持っていたはずです。
時が経つにつれて、それが「あたりまえ」になり、「ボタンの掛け違い」に発展するのでしょう。
ちなみに、お互いの考え方に違いがあっても「共感」できます。詳しくは、「聞く」と「聴く」、「聴く」と「傾聴」をご覧下さい
女性の特質と男性の特質
パートナーに対する代表的な不満から、性の特質を垣間見ることができます。
(妻の)夫に対する不満
- 作った料理に関心も感謝も示さない。「ごちそうさま」が言えない。
- 妻が重い荷物を持っていても気づかない。
- 妻の体調が悪いのに手伝ってくれない。
- 妻の話をうるさがって聞こうとしない。
- 自分に非があっても謝らない。
- 言葉が乱暴。
- 子どものことを一緒に考えない。
- 何かというと説教がはじまる。
- 帰りが遅くても電話がない。
- 夫婦の性生活が一方的、セックスレス。
- 仕事のストレスを家に持ち込む。
- よその妻と比較する。
- 嫉妬心が強く、自由に出かけられない。
- 家事をまったく手伝ってくれない。
- 子どもと遊んでくれない。
- 家でダラダラしてることが多い。
- 自分の部屋に閉じこもってパソコンばかりしてる。
- 「愛してる」と言ってくれない。
- 男らしくない、頼りにならない。
- 妻の誕生日を忘れている。
男性が気づかなければならないのは、女性は話を聞いて受け止めてほしい存在であることです。
妻の話を最後まで聞かず、すぐに分析したり自分の意見を理屈で並べ立てる夫が少なくありません。受け止めてくれている実感がほしい妻の気持ちをわかっていないのです。1.4.5.6.8.などは、その顕著な例と言えます。
(夫の)妻に対する不満
- 夫に偉そうに命令する。
- 素直でない。すぐにふてくされる。
- 帰宅するやいなや不満をぶつけられる。
- 夫を立ててくれない。
- よその夫、他の男性(TVタレントなど)と比較する。
- 夫の知らないところで大切なことでも勝手に決めてしまう。
- 仕事の苦労を知らなさすぎる。
- 育児や家事を強要する。
- 給料が少ないと不満を言う。
- 身だしなみをきちんとしていない。
- 当然のことのようにおこづかいを制限する。
- 夫の趣味をまったく理解しない。
- 家に知人や親戚が来たときの態度が悪い。
- 子どもの前で夫の悪口を言う。
- 家の中が汚い。
- 料理の手抜きが多い。
- 自分の都合のいいように夫を教育しようとしている。
- 夫の悪口を言いふらす。
- 万事が子どもの次になる。
- 家の中に夫の決まった席がない。
男性は女性が思うよりも、プライドの高い存在です。
そのことに気づかない妻が夫のプライドをひどく傷つけ、再起不能になるまで追い込んでしまうというケースがあります。妻が1.3.4.5.6.を知らず知らずのうちに行っているのかもしれません。
よくある事例
「あたりまえ」のワナ
- <現象>
- この人こそ、誰よりもわかり合える人と思って結婚した。しかし、今では、何を考えているのか分からない。
- <本質>
- 相手に対する思いやり、感謝が「あたりまえ」に陥っている。原点に立ち返るチャンスでもある。
「わかってるつもり」のワナ
- <現象>
- 家族のためと信じて懸命に働いてきたのに、妻から突然の離婚の申し出。自分のどこが悪いのかわからない。
- <本質>
- 働くことだけが役目と思い、妻の気持ちを分かろうとしなかった。確かめようとしなかった。長年の積み重ねの結果。
パートナーのカウンセリングが必要となるケース
- <現象>
- 夫(妻)が自分には理解できない理由でいつもイライラしている。その苛立ちを突然、私にぶつけてくる。気が休まらない。一緒にいたくない。
- <本質>
- パートナーのストレス耐性が脆くなっている。原因は、体調・性格・環境などが考えられる。パートナーのカウンセリングが必要。
夫婦カウンセリングの実際
悩みや問題でいっぱいのとき、頭の中は混乱しているものです。
カウンセリングでは、混乱した頭の中を整理して、本質に気づき、改善方法を検討し、実行するサポートを行います。大きな流れは以下の通りです。
- 多くの場合、妻(または夫)が、お一人で相談に来られます。カウンセリングを受けていただきます。
- 相談内容や状況によって、パートナーのカウンセリングが必要かどうかを判断します。
- パートナーのカウンセリングも行う場合、最初は一人ずつカウンセリングを受けていただきます。
- 機を見て、お二人一緒にカウンセリングを受けていただきます。お二人の心の内や改善案などのすり合わせを行います。
- お互いに納得できる結論が見いだせたら、解決に向かう行動を検討して、実行の約束をしていただきます。
- 必要に応じて、フォローアップのためのカウンセリングを行います。

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