心から信じて期待すれば、子供の成績はアップする!?

Original Update by JoshBerglund19
1964年と言えば、私が生まれた年です。ローゼンタール(ローゼンソール)とジェイコブソンという心理学者が、ある実験を行いました。
ピグマリオン効果
ある小学校で「知能テスト」を行いました。
実は、このテストには何の意味もありませんでした。しかし、担任には「今後、成績が伸びる子供を割り出すため」と説明されていました。
意味のないテスト成績の名簿から数名の子供をピックアップして、担任に「この子は今後、驚異的に成績が伸びる」と教えました。
その結果、ピックアップされた子供は他の子供より、群を抜いて成績が向上しました。
担任による、ピックアップされた子供たちへの期待が、意識的にも、無意識的にも、声や表情、しぐさなどの態度によって伝わり、影響を及ぼしたと考えられます。
相手を心から信じて期待すると、期待した側が、自然と期待が現実になるような行動をするようになります。この現象を「ピグマリオン効果」と言います。
ピグマリオンとは、ギリシア神話に出てくる王のことです。
女性の彫刻に恋い焦がれたピグマリオン王が、食事を与えたり話しかけたりして愛情を注ぎ込みました。その姿を見た神が、その彫刻に命を与えた。という神話が由来となっています。
好意の返報性
私たちには、好意には好意でお返ししたいという習性があります。
これを「好意の返報性」と言います。
子供たちの成績が向上したのは、期待してくれる担任に対して、
「好意の返報性」が働いたとも考えられます。
根拠があろうがなかろうが、
まずは信じて、そして期待することなんですね。
カテゴリー:コラム
キーワード:ジェイコブソン,ピグマリオン効果,ローゼンタール,好意の返報性
投稿日:2011.10.27
最近のコラム
- 「うつ病」について
- 女心と男心の比較
- 「気づき」は「自己開示」と「フィードバック」から
- 心から信じて期待すれば、子供の成績はアップする!?
- 日本と欧米のうつ病治療の違い
- 「聞く」と「聴く」、「聴く」と「傾聴」
- 近い人だからこそ、言えない
- 自分を守る心が、かえって自分を苦しめることも
- なぜ、海外を放浪すると自分が見つかるのか
- すべてのコラム










